新規事業とは
「新規事業と新商品開発は違う」と言う人がいれば、「今まで世の中に存在しなかった全く新しいビジネスモデルを構築することこそ新規事業だ」と言う人もいます。また、「経営者として独立開業や社内起業しなければ本当の新規事業とはいえない」という意見もあります。
当社では“新しい価値”を生み出すことを新規事業と定義しています。新商品開発であれ、革新的なイノベーションであれ、起業であれ、“新しい価値”を生み出すのであればどれも新規事業だと捉え、企業や組織が抱える「どうすれば“新しい価値”を生み出すことができるのか?」という課題解決のお手伝いをしています。
新規事業というイメージからかけ離れたもののひとつに、業務改善という取り組みがあります。業務改善というのは、既存の業務プロセスやオペレーションを効率化したり、マニュアル化したりすることですが、その取り組み自体が“新しい価値”を生み出すのであれば、それもある意味で新規事業といえます。たとえば、あなたの会社で試みた何らかの業務改善活動が順調に進み、利益に大きく貢献した、というのであれば、その業務改善活動をパッケージングして商品として販売してみてはどうでしょうか。その商品が“新しい価値”として世の中のニーズを満たし、会社の売り上げに貢献するのであれば、立派な新規事業といえるのではないでしょうか。余談になりますが、業務改善活動に関してもう少し突っ込んで言えば、うまくいかない業務改善活動というのは、社内での“新しい価値”とならなかったためにうまくいかなかった、とも考えることができます。
このように考えてみると、“新しい価値”の種は、そこにあるもの、すでにあるもの、の中にもあるのかもしれません。
リジョイスコンサルティングでは、「どうすれば“新しい価値”を生み出すことができるのか?」と同時に、「どうやって“新しい価値”の種を見つけるのか?」についてのコンサルティングを行っていますので、ご興味があればぜひお問い合わせください。